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2008年4月15日火曜日

徒然えふぇくとーTSUREZURE Effectー:天台宗の別格本山が動いた!<チベット問題> - livedoor Blog(ブログ)口述筆記。 文章起こし

天台宗の別格本山が動いた!<チベット問題>

 チベット問題で日本の仏教会の一部にも動きがあった!!
 4月5日11時ごろ、関西テレビの「ぶったま!」という番組でそれは紹介された。「今週のNEWS20面相」というコーナーで青山繁晴氏がニュース解説をするのですが、そこに天台宗の別格本山である書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)の大樹執事長が生出演、自らの言葉で声明を出されました。

 全文、テレビからの口述筆記。まずは読んでください!

 「いま私たち日本の仏教者の真価が問われています。チベットでの中国の武力行動によって、宗教の自由が失われる事に、心から悲しみと止むに止まれぬ抗議を表明せずにはいられません。私たちはあくまでも宗教者、仏教者として僧侶をはじめとするチベット人の苦しみをもはや黙って見過ごす事ができません。チベット仏教の宗教的伝統をチベット人 の自由な意思で守ると言う事が大切な基本です。皆さんは日本の全国のお坊さんがどうしているのかとお思いでしょう。日本の各宗派、教団は日中国交回復の 後、中国各地でご縁のある寺院の復興に力を注いできました。私も中国の寺院の復興に携わりました。しかし、中国の寺院との交流は全て北京(政府)を通さず にはできません。ほとんど自由が無かった。これからもそうだと全国のほとんどの僧侶は知っています。そして日本の仏教教団がダライ・ラマ法王と交流する事 を北京(政府)は不快に思う事も知られています。あくまでも、宗教の自由の問題こそ重大であると私は考えています。しかし、チベットの事件以来、3週間以上が過ぎてなお、日本の仏教界に目立った動きは見られません。中国仏教界が大切な友人であるなら、どうして何も言わない。しないで良いのでしょうか?ダライ・ラマ法王を中心に仏教国としての歴史を重ねてきたチベットが 今、亡くなろうとしています。私たちは宗教者、仏教者として草の根から声をあげていかなければなりません。しかし、私の所属する宗派が中国の仏教会関係者 から抗議を受けて、私はお叱りを受ける可能性が高いし、このように申し上げるのは私たちと行動を共にしましょうという事ではないのです。それぞれのご住 職、壇信徒の皆さんがこれをきっかけに自ら考えていただきたいのです。オリンピックに合わせて中国の交流のある寺院に参拝予定の僧侶もいらっしゃるでしょ う。この情勢の中、中国でどんなお話をされるのでしょう。もしも宗教者として毅然とした態度で臨めないのならば私たちはこれから、信者さん檀家さんにどの ような事を説いて行けるのでしょう。私たちにとってこれが宗教者、仏教者であるための最後の機会かも知れません。書寫山圓教寺執事長大樹玄承 平成20年 4月5日」

 この叫びは偉大だと思います。自らを省みず、同じ宗教家に「考えてほしい」と呼び掛けた。これはすごい勇気だと思います。このメッセージが世界中に広がる事を心から願います。
 テレビでも青山氏は「どうぞこの中見をネットでどんどん書いてください」と言われてました。せっかく書き起こしたので、この口述筆記を使ってもらっても良いです。

 これは宗教だけじゃない。自由を守る闘いです。私たちは安全な場所で声を上げる事が出来るのです。

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