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2008年4月22日火曜日

南京日本領事館で 掠奪、凌辱、発砲、殴打

新聞記事文庫 国際労働問題(9-022)
大阪朝日新聞 1927.3.26(昭和2)


南京日本領事館で 掠奪、凌辱、発砲、殴打

駐在武官と警察署長負傷

南軍の暴状言語に絶す


【上海特電二十五日発】その筋着電=南京混乱の結果城中の消息全く不明なるをもって吉田指揮官は陸戦隊決死隊三十名を率いて二十五日朝十時四十分城中に 向ったその報告によれば日本領事館は掠奪され館内殆んど一物をも留めざる有様である、しかし御真影、重要書類は無事なるを得た
【上海特電二十五日発】南京日本領事館を襲撃した南軍兵士は日本陸戦隊の武器を奪い婦女子に対して暴行し、またハルクに侵入した数名の暴兵は後にある軍隊の力をたのみ日本陸戦隊の保護の下にあるハルク内の邦人の貴重品を掠奪したが陸戦隊は阻止し得なかった
【上海特電二十五日発】その筋着電によれば南京日本領事館内にて南京駐在武官根本陸軍少佐は南軍兵士のため右腹部および臀部を銃剣にて突かれ負傷し、木村警察署長は右腕貫通銃創を受け、両氏は駆逐艦『檜』に収容されて手当中である

米国最後通牒を発す 南京を戦争区域と見作し 全アメリカ人に撤退令

【北京特電二十五日発】アメリカ駐支公使は国民軍占領地域の全アメリカ人に撤退令を発し南京の外国軍一定条件実行まで南京を戦争区域と見做すべき最後通牒を発した

英軍、英領事館に殺到 港務部長ら射撃さる 城壁を越えてわが駆逐艦に避難し来った一団惨状を齎らす

【上海特電二十五日発】第二十四駆 逐隊司令の報告によれば英国領事館より『檜』に避難せる外人はイギリス、フランス、スエーデン、ノールウェー人各一名で、その言によれば党軍が英国領事館 に殺到し港務部長が射撃されたので彼ら十名は一団となってスタンダード丘より城壁を乗越え逃れ来たが、他の六名は生死不明であると

南京大学総長殺害さる 生死を気遣わるる 米人百五十五名

【連合上海二十五日発】南京来電によればアメリカ人経営のミッションスクール金陵大学(一名南京大学)総長ジェー・イー・ウイリアムス博士は何者かに殺害された、ほかに同校教授スピヤース氏も目下行方不明である
南京二十五日発その筋着電によれば金陵大学附近にあった在留米国人男子九十名、婦人四十五名、子供二十名はいまだ生死不明である、米国は事件の波及をおそれ駆逐艦各一隻ずつを福州、廈門、汕頭に向けマニラから急派したと(東京電話)

英米人 抑留説 避難におくれて

【上海特電二十五日発】南京の英米人中避難し遅れたものは革命軍に抑留されているとの説あり

わが軍艦射撃さる 江岸の三駆逐艦

【上海特電二十五日発】第二十四駆逐隊司令の報告によれば二十四日午前七時半ごろ党軍先鋒は日本駆逐 隊(檜、桃、浜風)の碇泊せる附近の江岸通過の際わが方向に向い射撃した、この方向には英艦あり、いずれを目標とせるか明かでないがわが艦隊には各艦とも 数発の小銃弾痕を残した

支那艦の狼狽 英米艦の砲撃で

【上海特電二十五日発】第二十四駆逐艦司令報告、二十四日午後二時半支那軍艦楚予、楚謙、楚同三隻は上流より来り悠々と浦口を砲撃していたが英米軍艦の砲撃開始さるるや倉皇として上流に去った

日清汽船のハルクに殺到 犠牲となった後藤機関兵

【上海特電二十五日発】第二十四駆逐隊司令報告、二十四日午前八時半党軍兵士は日清汽 船ハルク(予じめ鉄条網を張り桟橋を撤す)に殺到し掠奪の形勢あるを以て陸戦隊指揮官は出来る限り隠忍自重して穏便に彼らを退かしめんとしたが爾後続到す る党軍の目標を択ばず無秩序に発する弾丸に『桃』乗組海軍一等機関兵後藤亀喜は遂にその犠牲となり斃れた、しかして流弾ますます加わりハルクの支持危険と なったので本職は下関在留民および保護陸戦隊全部を桃に収容した

わが海軍の警戒

【上海特電二十五日発】上海のわが海軍陸戦隊は南京事件に鑑み従来の消極的防備に対し二十五日俄に厳重なる防備に着手した

英米艦の砲撃 中止を申出づ その夜蒋介石氏が日本領事館を通じて

【上海特電二十五日発】二十四日午後九時蒋介石氏は参議林石民氏を蕪湖日本領事館に派し次の如く申し出でた
南京にて英米両国軍艦は我が軍に向い砲火を開きおる旨軍艦利通より報告があった、その原因不明なるも我が軍は英米両国に少しも敵意なきを以て蒋氏 自ら南京に赴き全責任を負うて事件を解決するにより英米当局も直に砲火を中止されんことを切望す、ただ目下通信機関杜絶のためこの意味を英米当局に通達さ れんことを請う

外交手段で解決 総司令白崇禧氏の声明

【上海矢田総領事発電】南京英国領事館員数名は帝国駆逐館内へ逃げ込み英国軍艦は直に二十四日夕 ごろから下関附近のスタンダード丘を砲撃したとの報上海に伝わるや支那人は大いに激昂し英国側の態度を非難しているが、上海総司令白崇禧氏は二十四日左の 如き声明書を発した(東京電話)
英国砲艦の襲撃は誠に遺憾であるが国民軍としては断じて武力に訴えず、あくまで冷静に外交的手段によって解決せんことを希望する

白崇禧氏 領事館を訪問

【連合上海二十五日発】白崇禧氏は二十五日各国領事を訪問したが聞知するところによれば氏は二十四日の南京事件につき頗る憂慮しおり同様の事件が上海に起らぬよう極力努力すると述べた

蒋介石氏 きょう入城 事件解決のため

【上海特電二十五日発】蒋介石氏は南京事件解決のため二十六日南京に到着すると

張学良氏ら和平通電 突如鄭州から

【連合北京二十四日発】張学良、韓麟春両氏は二十二日鄭州から突如通電を発し『平和促進を講じこの際確乎たる対外策を講ずるの要あり』と述べた

イギリス 自国の手で郵便事務開始

【上海特電二十五日発】イギリスは二十五日より自国の切手を用いて郵便事務を開始した

データ作成:2006.6 神戸大学附属図書館

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